若き理系大学生の悩み

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死ぬこと以外かすり傷はマジで痺れた!

ブログを書かなければ。
 
ブログを書きたくて仕方がない。
 
この本を読み終えたあと、急いで自室のデスクのMacbookを起動してペンを走らせた。
 
それにしても、ここまで熱狂した本は久しぶりだな。
 
よく、「面白すぎて一気に読んだ」
 
と言う書評を目にするが、その言葉が当てはまりすぎる一冊だった。
 
私は読むのが早い方ではなく、ビジネス新書であれば1時間半ぐらいかかる。
 
それほどの時間ぶっ続けで本を読む体力はないので、いつも休憩を挟むが、この本は違った。
 
一言一句食い入るように読みきってしまった。
 
筆者は最近敏腕編集長となった箕輪さん。
 
正直、「こいつ胡散くせえなあ」って思っていた。
 
だが、印象はガラリと変わった。
 
「こいつ、マジで熱狂している」
「マジで死ぬこと以外かすり傷だと思っていやがる」
「こんな風に熱狂してみてぇ」
 
一言でいうと、こいつにはかなわねぇ。
 
でも、限りなくこいつに近づきたいと思った。
 
さっきからこいつ、こいつと連呼しているけど、普段こういう文章を書くときはちゃんと、さん、氏をつける。
 
こいつ、と言う呼び名は彼を身近に感じている証拠だ。
 
行動基準、判断基準が全てこいつになってしまった(気がする)
 
それぐらいこいつの熱量、行動力、本に対する思い、にやられてしまった。
 
これはいわゆるビジネス本ではない。ビジネスにおける悩みを解決してくれるわけでもない。
 
ただ、心に火をつけてくれる。
俺なんてまだまだだ。
命はある、死んでいない、だからもっとできるだろう?
 
そういう風に、心に訴えかけてくる本だった。
 
名著か?100年後も読まれているか?
 
そう聞かれると答えはノーだ。
 
だが読んで損はない。
 
むしろ、こんな熱量で書かれている本はそうない。
 
この熱量を感じ取るだけで価値がある。
 
興味のある方はぜひ。