三十三間堂
束の間の休日を利用して三十三間堂に行ってみた。
というのも、中学校のときに遠足で行ったときの感動をもう一度味わいたかったのである。
正午過ぎ、京阪七条駅に到着。
拝観料は大人600円で、財布からお金を出すと
「お一人ですか?」
とひとこと。余計なお世話である。
予想していたよりも観光客は少なく、ほとんどが日本人であった。
本堂は鎌倉時代のままだが、靴を脱いだり土産物が売っている建物は現代的すぎて少し興ざめした。
中学校の遠足で行った以来だったが、やはり像が1001体並んでいる姿は圧巻である。
真ん中には千手観音像が置かれ、これも圧巻である。
三十三間堂といえば「通し矢」で有名だが、私が訪れた数日前の開催であったらしい。
見てみたい気持ちもあるが、空いている方を好むので危機一髪であった。