若き理系大学生の悩み

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映画「Catch me if you can」

レオナルドディカプリオ主演でスピルバーグ監督の映画です。

ディカプリオは個人経営の店を営む家庭に生まれます。

円満な家庭でしたが、事業不振により次第に家庭が崩れていき、両親は離婚してしまいます。

そこでディカプリオは家族、金など失ったものを取り戻すべく、まずは資金を調達しようと試みますが、どの銀行も貸してはくれません。

そんな時に目に入ったのが皆の注目を集めるパイロットでした。

当時、パイロットというと英雄のような扱いでかなり信用がありました。

そこでディカプリオはその信用を利用しようと考えました。

学生新聞の取材と偽り航空業界の裏側を聞き出し、おまけにパイロットの制服まで揃え完全にパイロットの身分を偽ることに成功しました。

そして会社の小切手を偽装し銀行で現金に換金するを繰り返して大金を得ることに成功しました。

次第にFBIが捜査に乗り出しパイロットのなりすましが難しくなってきます。

そこで次は小児科医になりすますことに決めます、物語の半分ほどはパイロットになりすます部分が描かれていて、小児科医でも弁護士でもやり方は同時です。

とても大胆不敵で観ていてワクワクがとまりません。

また、トムハンクス演じるFBI捜査官とのいたちごっこも見もので、次第に容疑者vs警察の関係から変化していくのも本作の面白いところです。

最終的には逮捕され重犯罪刑務所へ投獄されるのですが、ある日面会にきたトムハンクスがその時手がけていた小切手偽装の事件についてディカプリオに相談します。

するとディカプリオは瞬時に手口を見抜きアドバイスします。

この能力を使わない手はないと考えたトムはディカプリオをFBI捜査官に任命しました。

善悪は表裏一体ということを改めて感じましたね。